2018年12月04日

チャンピオンシップ2018・決勝

 2年連続で決勝はこのカードとなった。昨年初めて一番上の舞台へと駆け上った大巨人。しかし最後の最後で彼が受けた敗北の味はあまりにほろ苦く、それが故にその後の1年で彼がさらに成長するための大きな原動力となった。今年は三連覇中の絶対王者に対してどのような戦いを見せてくれるのか? 12月2日(日)、今年の最後にして最大のゴングの音が1番コートに鳴り響いた。

11:10、第1セット開始

1・嶋)巨が決まったと思ったショットを嶋が返してくる。40-30から巨のフォア打ち込みがサイドアウトで嶋キープ。嶋1ー0巨
2・巨)巨がネットミス3本で0-40。嶋がフォアでオープンコートを作って前からフォアスライスエース。ラブゲームブレイク。嶋2ー0巨
3・嶋)ワイドへサービスエースで15-0。巨のショットがちょっとずつアウトで40-15からキープ。嶋3ー0巨
4・巨)お互いミスで30-15。巨が前からフォアをぶち込んで40-15。嶋のバックスライスアプローチがオーバーアウトで巨が初キープ。嶋3ー1巨
5・嶋)巨が落ち着いてゆるくショートクロスエース。嶋も負けじとフォアのダウンザラインエースで15-15。お互いフォアで押し込んで30-30。巨のラッキーネットインで30-40。初めてのブレイクポイント。嶋のフォア打ち込みがネットで巨がブレイクバックに成功。嶋3ー2巨
6・巨)15-30からお互いに前に出る乱戦を嶋が制して15-40。嶋が積極的なラリーを展開するもミス2本でD#1。巨が逆クロスでよく攻めてAd.S。嶋が深い球で押し込んでD#2。嶋のバックスライスネットでAd.S。フォアの打ち合いで巨がオーバーアウト。D#3。巨のフォア逆クロスがネットでAd.R。嶋がフォアの連続攻撃を見せ巨がよく凌いでいたが最後はオーバーアウトで嶋がブレイク。嶋4ー2巨
7・嶋)サービスポイント。攻撃的ながら長いラリーで巨のフォアがネット。40-30から嶋がサービスで甘いリターンを引き出し前に出るとフォアで仕留めてキープ。嶋5ー2巨
8・巨)40-15から巨がネット2本でD#1。嶋がフォアでの抜き損ねが2本続き巨がキープ。嶋5ー3巨
9・嶋)本当は30-0だが40-0で続行。激しく苦しいラリーの後だから仕方がないか。巨が鮮やかなバッククロスパッシングエースで40-15。巨が前に出てよく攻めたが嶋がよく凌ぎ最後は巨のフォアがネット。嶋6ー3巨
11:46。

嶋|KBK  BK K|6
巨|   KB  K |3

セット所要時間36分

第2セット
1・巨)お互い良い球でのラリーを展開。そうなると徐々に巨が押されてきてミス15-30。巨のフォア逆クロスがサイドアウト2本でダウン。嶋1ー0巨
2・嶋)DF。巨バックネットで15-15。嶋のフォア逆クロスがウィナー&ミスで30-30。嶋フォアサイドアウトで30-40。この試合2度目のブレイクポイント。巨の強烈なフォア逆クロスリターンを嶋がギリギリでフォアで拾ってイーブンに戻すと逆にフォアショートクロスエース。D#1。巨が嶋のバック側を攻めるもサイドアウトでAd.S。嶋のバックスライスの凌ぎが鋭く巨がバックオーバーアウト。嶋2ー0巨
3・巨)巨が珍しくゲームカウントを失念。数少ないブレイクのチャンスを物にできなかったので動揺しているか。0-30から巨が自らを鼓舞するようにフォアクロスエース! 嶋フォアネットで30-30。嶋ボレーオーバーアウトで40-30。巨フォアネットでD#1。巨スマッシュアウトでAd.R。巨がフォア逆クロスで押してD#2。DF。嶋の球がベースラインに乗り巨返せず。キープできそうだっただけに痛いサービスダウン。嶋3ー0巨
4・嶋)DF。巨のバックパッシングがサイドアウトで15-15。フォアでガンガン攻めて40-15からキープ。嶋4ー0巨
5・巨)各ポイントで長いラリーになるが30-40から嶋がフォアでストローク戦を支配してブレイク。嶋5ー0巨
6・嶋)サービスが決まりまくって40-0。巨が最後は攻めたが前からのフォア打ち込みがオーバーアウト。終戦。嶋6ー0巨

嶋|BKBKBK|6
巨|      |0

12:15終了。

セット所要時間29分
総試合時間1時間5分

 今年の大巨人の挑戦が終わった。第1セット第3ゲームこそブレイクバックしてギャラリーを沸かせたが、彼が得意とするフォア逆クロスが飛んで行く先は誠に残念ながらシマちゃんのフォアサイド。試合の大半の時間でシマちゃんのフォア攻撃を受けることになってしまった。しかし、それが分かっていてもあれだけシマちゃんのフォアを攻める男気や良し。彼の目はすぐそこにある勝利ではなく、もっと先にそびえ立つ大いなる頂きに向けられているのかも知れない。この悔しさを胸に、また1年打って飲んでに全力で皆の期待に応えてくれることであろう。それが彼のさらなる成長にもつながるはず。
 そして今年も頂点に到達したのはこの男だった。前人未到の四連覇。特にこの決勝第2セット後半のテニスは圧巻。自らのサービスとフォアハンドの威力を楽しむかのように打ちまくっていた。かと思うと大巨人の果敢な攻撃にも素晴らしいフットワークで対応し、一度凌ぎ切るとすぐさま大鉈の破壊力で相手を粉砕するその姿は、まさに横綱の風格。見る者に「最強」の二文字を連想させるにふさわしい王者のテニスであった。

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表彰式。イシダ会長不在のため前会長ただじいからのトロフィー授与。

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優勝トロフィーを掲げる嶋と準優勝プレートを掲げる巨。

というわけで、チャンピオンシップ2018が終了しました。

今年は全試合の全ポイントをコートサイドで拝見させてもらいましたが、ラウンド、スコアに関係なく、どの試合も感動するほどのみなさんの奮闘ぶりでした。

トーナメントを闘った方々、そして周囲でご協力いただいた方々、誠にありがとうございました。

2019年大会も楽しみにしています。

次回、日曜のクラブテニスについて。

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posted by 広報部長 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | チャンピオンシップ2018